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アメリカカンザイシロアリによる被害が初めて報告されたのは、1976年の事と言われています。
場所は、東京都江戸川区の住宅です。
ここから始まったアメリカカンザイシロアリの被害は、日本全国で拡大していっています。

日本で多くの被害をもたらしているシロアリは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」、そして「アメリカカンザイシロアリ」の3種類になります。
ヤマトシロアリの生態や生息域、クロアリとの違いはこちら
イエシロアリの生態や生息域、ヤマトシロアリとの違いはこちら

では、アメリカカンザイシロアリの生態や生息域、さらに被害状況などについて詳しく見ていきましょう。

アメリカカンザイシロアリとは?

出典:中野区役所

 

どこから来たのか?

出典:http://ipm.ucanr.edu/PMG/PESTNOTES/pn7440.html

先ほど解説したように、アメリカカンザイシロアリは1976年に初めて日本で存在が報告されました。
名前にも含まれているように、アメリカカンザイシロアリはアメリカで生息しているシロアリの一種であり、輸入した木材にまぎれて日本にやって来ました。

 

基本的に、アメリカ西海岸に生息分布していたシロアリであり、日本のシロアリとは生態が大きく異なっています。
名前に含まれている「カンザイ」とは、「乾材」という意味であり、僅かな水分しかないような木材の中でも生き続けることができるという特徴があります。
この特徴があったため、遠いアメリカ西海岸から送られてきた木材の中で生き続けることができたわけです。

 

アメリカカンザイシロアリが好む環境とは?

 

アメリカカンザイシロアリは、わずかな水分であっても木材を食べる事ができるものの、好む環境は日本のシロアリと似ています。
簡単に說明すると、湿度と摂食の関係性という意味で、湿度が何%の時にシロアリの摂食(食物を食べる事)の活動的になるのかという事です。

シロアリの好む湿度

ヤマトシロアリ 70~80%

イエシロアリ  75~82%
アメリカカンザイシロアリ 70~80%
ダイコクシロアリ 70%前後
引用:シロアリの生態とその防除方法に関する研究 京都大学生存圏研究所
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjeez/21/4/21_259/_pdf

学会賞受賞論文としても知られている「京都大学生存圏研究所」吉村剛氏の「シロアリの生態とその防除方法に関する研究」にでは、上記のようなデータが載せられています。水分の少ない木材の中でも生息できる「アメリカカンザイシロアリ」ですが、好んで生息する環境は「70~80%の湿度」のある環境という事になります。

比較的湿度の高い日本の環境と「アメリカカンザイシロアリ」の好む環境は、非常に合っているという事です。

 

アメリカカンザイシロアリの日本での生息場所と被害範囲!

 

1976年に江戸川区で発見されたアメリカカンザイシロアリですが、その後どのような分布になっているのでしょうか?

 

出典:日本しろあり対策協会

 

アメリカカンザイシロアリの日本における分布は、日本しろあり対策協会のデータによると上記のようになっています。
主に「太平洋沿岸」「瀬戸内海沿岸」が生息域になっていますが、温暖・湿度の高い場所という特徴があります。
また日本海側のいくつかの県でも生息が確認されています。

 

ヤマトシロアリの被害は、日本全国に広がっているものの、アメリカカンザイシロアリ単体の被害という事であれば、被害は全国には広がっていないのが現状です。

しかし、京都大学生存圏研究所の論文によると、アメリカカンザイシロアリによる被害は、1~2万軒になると報告されているので、決して被害を軽く見ることはできません。
詳細:シロアリの生態とその防除方法に関する研究 京都大学生存圏研究所
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjeez/21/4/21_259/_pdf

 

好きな木材の種類とは?

 

シロアリにも好きな木材とあまり好きではない木材という差があります。
いわゆる嗜好性と呼ばれるものですが、アメリカカンザイシロアリの好きな木材についても研究が行なわれています。

スブルース>ベイツガ>ヒノキ>ゴム>アカマツ>ベイマツ>スギ>ベイスギ>カラマツ>ブナ
引用:京都大学生存圏研究所
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjeez/21/4/21_259/_pdf

一般的には、シロアリはヒノキよりもアカマツの方を好んで食べるとされていますが、アメリカカンザイシロアリに関しては「檜」の方がアカマツよりも嗜好性では上位に来ています。

つまり単純に「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」の被害状況を当てはめられないとう事になるでしょう。
この点は、住宅のどこに被害が発生するのかというポイントでも顕著に出ています。

 

被害が起きやすい住宅の場所はどこ?

 

ヤマトシロアリとイエシロアリによる食害が起きやすい場所は、圧倒的に住宅や家の床下部分になります。
これはヤマトシロアリとイエシロアリの習性や侵入経路とも関係しています。

しかしアメリカカンザイシロアリによる食害(被害)は、屋根部材(軒下部材や小屋根)で発生する確率が非常に高くなっています。
この点は、京都大学生存圏研究所の論文261ページで紹介されています。

アメリカカンザイシロアリの羽アリが発生し、飛来してきた時に、屋根部分から侵入し、そのまま食害が発生することが理由と考えられています。
侵入経路や被害発生場所が異なるという事は、ヤマトシロアリやイエシロアリの予防方法や駆除方法をそのまま利用することはできないという意味になります。

 

そのためアメリカカンザイシロアリの駆除施工をするのであれば、アメリカカンザイシロアリについて詳しい業者に依頼することが重要という事です。

アメリカカンザイシロアリの駆除方法とは?

出典:http://ipm.ucanr.edu/PMG/PESTNOTES/pn7440.html

アメリカカンザイシロアリの駆除方法として、元々の生息場所であるアメリカ西海岸では、天幕爆蒸という方法が採用されています。
住宅1軒を気密性の高いシートで覆ってしまい、シート内をガス製剤で満たし、燻蒸処理を行ないます。

簡単に說明すると、シート内に窒息性のガスを充満させてアメリカカンザイシロアリを窒息させて駆除する方法です。

窒息させる方法は、シロアリを完全に駆除する事ができる優れた方法です。
しかし住宅が密集している家全体にシートをかぶせ、ガス燻蒸処理を行なうのは難しいという欠点があります。
つまり元々住宅が密集している日本では、アメリカで使われていた方法を行なう事はできないという事です。

 

そのため注目されているのが、「ベイト工法」という駆除方法です。

 

アメリカカンザイシロアリにベイト工法を行なう場合、ヤマトシロアリとイエシロアリの駆除方法とは若干異なります。
ヤマトシロアリやイエシロアリの住宅への侵入は、基本的に床下であるため、ベイト工法で毒エサをセットするのは地面です。

 

しかしアメリカカンザイシロアリは、侵入経路が床下ではない事が多く、さらに食害が発生する場所も屋根部材であるため、コロニーを駆除するために「毒エサ」を仕掛ける場所を正しく選択しなければ駆除は成功しません。
ですからアメリカカンザイシロアリに詳しい白アリ駆除業社に駆除を依頼するのがベストです。

 

アメリカカンザイシロアリを駆除する方法

 

アメリカカンザイシロアリは、他のシロアリと「生態」「被害状況」などが大きく異なっています。

ですから白アリ駆除業者を選ぶ時も慎重に行なう必要があり、どこでも良いという事ではありません。

駆除業社を探す時のコツ

・全国対応可能の実績がある安いシロアリ業者に見積依頼
日本しろあり対策協会の会員の地元業者2社に見積依頼

 

3社に対して「調査依頼+見積依頼」を同時に行なうことで、「価格比較」「業者の雰囲気比較」「技術比較」を行なうことができ、じっくり優良なシロアリ業者を選ぶことができます。
時間をかけて、地元のシロアリ業者を探して選択することもできますが、最終的に上記のような選択肢になるでしょう。

 

全国対応可能な実績十分の安いシロアリ業者→シロアリ110番
日本しろあり対策協会会員のシロアリ業者→各県ごとの地元業者

 

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