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シロアリ駆除や予防のために薬剤を散布(バリア工法)する際、気になるのは薬剤の安全性やアレルギー反応になるでしょう。

「家族や自分にはアレルギーがある」「ペットを飼っているが影響があるのか」

こうした疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。

シロアリ駆除について以下の疑問について解説していきます。

  • シロアリ駆除で使用する薬剤の安全性はどうやって判断するのか
  • アレルギー反応が起きることはあるのか
  • 妊婦・胎児・新生児でも大丈夫か
  • ペットへの影響は?
  • 市販の駆除薬剤にはどのようなものがあるのか

 

5分ほどで読めるので、シロアリ駆除業者に依頼する前にお読みいただき参考にしてください。

 

シロアリ駆除の薬剤の安全性とは?

 

バリア工法と呼ばれる方法では薬剤を散布してシロアリ駆除や予防を行います。

詳しいバリア工法の説明はこちらでしています。

薬剤を散布と聞くと気になるのは以下の点でしょう。

薬剤散布の心配なところ
  • アレルギー反応は出るのか?
  • 健康被害・後遺症はないのか?
  • 妊娠中でも大丈夫?
  • 新生児がいるけど大丈夫?
  • ペットへの影響は?
  • 白蟻駆除の薬剤の臭いは?
  • 普通の生活が送れるのか

 

シロアリ駆除の薬剤散布と聞くと、こうした懸念を持たれる方も少なくありません。 

アレルギー反応が出ることがあるのか

 

薬剤散布をした場合、アレルギー反応が起きないという保証はできません。

日本しろあり対策協会でも、次のような説明がされています。

念の為にきちんと伝えたほうが良いでしょう。アレルギー反応は人によって違います。入居者にはかかりつけ医に相談してもらって下さい。また薬剤散布を行わないベイト工法というものもありますので、業者にも相談してみて下さい。

 

アレルギー反応が心配な方は、ベイト工法を選ぶ方が良いですが、ベイト工法についてはこちらで詳細を説明しています。

 

健康被害や妊娠中、新生児でも大丈夫か?

 

シロアリ駆除を行なう際、多くの方が健康被害や後遺症、妊娠中でも問題がないのかと質問されます。

シロアリ駆除の薬剤の歴史を見てみるなら、このような疑問が出るのは、当たり前の事です。

薬剤クロルデンの歴史
長い間「シロアリ駆除の薬剤」と言えば、「クロルデン」「クロルピリホス」という薬剤が使用されていました。
これらの薬剤は、シロアリ駆除という点では効果が強かったため、長い間使用されてきました。
しかし「クロルデン」は、環境ホルモンの含有によって健康被害が続出したため、1986年に使用が禁止になりました。
薬剤クロルピリホスの歴史
クロルデンに変わって使用された「クロルピリホス」ですが、シックハウス症候群が起きる被害が出たため、やはり使用禁止になったという歴史があります。
こうした歴史があるため、健康被害を心配されるのも当然です。

 

クロルデンとクロルピリホスは現在、使用禁止成分であり製剤にも使用されていませんが、最近の役剤はどのようなものでしょうか?

近年使用されているシロアリ駆除の薬剤は、人体やペットの安全性も考慮に入れて作られているため、妊娠中の方や新生児にも比較的安全であるとされています。

しかしどんな薬剤でも良いという事ではなく、安全性が認可されている薬剤を選択する必要があります。

日本しろあり対策協会は、「日本住宅木材技術センター」にて、企業が生産したシロアリ駆除薬剤の安全性を検査しています。

日本しろあり対策協会の詳細についてはこちらで解説しています

つまり日本しろあり対策協会が薬剤認定をしたものについては、一定の安全性が保証されているわけです。

日本しろあり対策協会では認定薬剤について、次のようなコメントを出しています。

土壌処理剤及び予防駆除剤の認定は、木材保存剤等審査事務局を申請手続の窓口として公益財団法人日本住宅木材技術センター内に設置された木材保存剤等性能審査委員会に保存性能について審査を依頼し、この審査結果に基づき本会の学識経験者で構成される薬剤等認定委員会で、効力・安全性・環境への負荷・使用法・使用後の廃棄方法等を総合的に審査し認定しています。防蟻又は防蟻・防腐効果を有する材料及びその施工方法については、それらの防除効果と安全性について防除技術委員会が独自に性能を審査し登録を行っています。

引用:日本しろあり対策協会

 

つまり日本しろあり対策協会の認定薬剤であれば、妊婦・胎児・新生児・ペットに対しても比較的安全であるというわけです。

とは言え、妊娠中の方や胎児や新生児、ペットの薬剤への反応や影響には差があるため、シロアリ駆除方法は薬剤散布をしないベイト工法の方が勧められています。

妊婦の方
日本しろあり対策協会の認可している薬剤は安全であるものの、妊婦の方であれば、薬剤散布のそばにいない方が賢明です。
たとえ微量であっても影響がないと言い切れない以上、散布場所から離れる事、ベイト工法を選択する事を検討してください。
新生児や赤ちゃんへの影響
赤ちゃんへの影響は、大人への影響よりも大きくなります。薬剤散布場所から離れていても、屋内に残った薬剤によって赤ちゃんに深刻な影響が出る可能性もあります。
一定期間シロアリ駆除をした家から離れて生活するか、ベイト工法を選択する事を検討してください。安全が第一です。
ペットへの影響
ペットの場合、人間よりも薬剤の残りの影響を受けやすい可能性があります。さらに影響が出ている兆候を見逃す可能性もあるため、薬剤散布した場所から一定期間離す方が良いでしょう。

  

日本しろあり対策協会で認定されている薬剤一覧

 

下記で紹介している薬剤は、日本しろあり対策協会で認可を受けている一部の薬剤になります。全薬剤の詳細は公式HPにで公開されています。

情報は令和元年1231日現在のものです。

土壌処理剤の一部
ホルサー乳剤
ホルサー乳剤「SES」
フマキラーホルサー乳剤
バクトップMC
フマキラーバクトップMC
バクトップMC「SES」
ハチクサンFL
アリピレス乳剤
ケミホルツアリピレス乳剤など予防駆除剤の一部
ホルサー油剤
フマキラーホルサー油剤
ホルサー油剤「SES」
ニチノーアリピレス油剤
ケミプロアリピレス油剤
ケミホルツアリピレス油剤
コシイアリピレス油剤
アリピレス油剤「SES」など乾材シロアリ用駆除薬剤の一部
アリピレスFL
ハチクサンFL
ステルスSC
ミケブロック
ミケブロック乳剤(木部処理用)
オプティガードZT
白アリミケブロック(木部処理用)
タケロックMC50スーパーなど

全ての薬剤の詳細は、日本しろあり対策協会のHPからダウンロードできます。

 

シロアリ駆除で安全性の高い薬剤を使用するためには!

 

日本しろあり対策協会が認定している薬剤を使用しているか、シロアリ駆除業者に尋ねることが大切です。

薬剤の有効成分については、「化学物質審査および製造などの規則に関する法律」によって規制されています。

しかし規定されている有効成分によって製造された製剤(製品)については、規制されていません。

ですから製剤(製品)については、日本しろあり対策協会が「防除効果と安全性」について認定をしているわけです。

ですから、どんなシロアリ駆除業者を利用する場合でも、日本しろあり対策協会の認定しているシロアリ駆除の薬剤(製品)を使用しているか確認しなければなりません。

 

日本全国のシロアリ駆除業者の中で、日本しろあり対策協会の認定する薬剤を使用し、推薦される駆除方法を採用している業者は以下でまとめています。

47都道府県おすすめシロアリ駆除業者
(各地のシロアリ駆除費用の料金相場も解説)

北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 新潟
山梨 長野 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 静岡 愛知 大阪府 兵庫 奈良 和歌山
富山 石川 福井 岐阜 三重 滋賀 京都 徳島
香川 愛媛 高知 鳥取 島根 岡山 広島 山口
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄

*紹介するシロアリ駆除業者のほとんどは「日本しろあり対策協会」の会員なのでご安心ください。

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